着色性食品と着色補助食品①
2022年4月22日
歯が黄ばむ原因には加齢やむし歯も考えられますが、その多くは食べ物や飲み物の色素が歯に付着する着色汚れ(ステイン)です。
そうした歯への着色リスクの高い飲食料品を《着色性食品》、単独での着色リスクはないものの着色を促進してしまう飲食料品を《着色補助食品》と呼びます。
基本的には色素の濃いものほど着色のリスクが高いと云えますが、意外な飲食料品も含まれていますので、今回は《飲み物》にフォーカスして解説します。
先ずはお茶について、毎日飲まれる方も多いのではないでしょうか?
急須でお茶を淹れると茶渋が着くように、歯にも茶渋は沈着しやすく落としづらい着色汚れの一つです。
そんなお茶の中でも特に着色しやすいのが紅茶、意外かもしれませんがコーヒー以上に着色リスクが高いと云われています。
紅茶には色素や苦味(渋み)の元となるタンニンが多く含まれているからなんです。
このタンニンが唾液中の成分と結合することで着色汚れ(ステイン)の原因となってしまいます。
もちろん他のお茶にもタンニンは含まれていますが、リスクの高さは以下の順と云われています。
紅茶 > 烏龍茶 > 緑茶
逆にタンニンが少ないお茶類としては麦茶、ほうじ茶、そば茶が挙げられます◎
お茶類以外では先述のコーヒー、赤ワイン、合成着色料を含む飲料類、トマトなど色素の濃い野菜や果物を原料としたジュース類もリスクの高い《着色性食品》とされています。
更に、上記の《着色性食品》と併せて摂取することで着色リスクが強化されてしまう《着色補助食品》にも注意が必要です。
着色補助食品単体での着色作用はないものの、酸性度が高くエナメル質の溶解を促して歯への着色作用を高めてしまう飲食料品を指します。
具体的には…アルコール飲料、炭酸飲料、柑橘系・クエン酸飲料などが挙げられ、意外なところでは栄養ドリンク(炭酸に限らず)、乳酸菌系飲料(ヨーグルトドリンク)、スポーツドリンク類の多くも含まれます。
頻度や食べ(飲み)合わせなど摂取の仕方や、歯質によってリスクは異なりますが、着色の気になる方は参考にしてみてください!
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